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ホームヘルパーとは何か

公開日: : 最終更新日:2019/07/05 コラム

ホームヘルパーとは何か?

ホームヘルパーと高齢者

ホームヘルパーとは

肉体的・精神的に日常生活を送るのに支障のある高齢者や障害者に、
その生活面でのサポートを行うために利用者の家庭に訪問し、サービスを提供する人のことです。

「訪問介護員」という呼称で呼ばれることもあります。


 

どんなことするの?

ヘルパーの仕事は大きく二種類に分類されます。

身体介護 生活援助

ひとつは身体介護と呼ばれるサービスです。

利用者さまの食事の介助、歩行の介助、
排泄の介助、入浴の介助、
体位交換や清拭、オムツの交換など、

直接利用者さまの身体に接触するサービスのことを指します。

そのうち、30分未満のサービスを巡回サービスといいます。

もうひとつのサービスを生活援助といいます。

掃除、洗濯、調理、買い物といった、

日常生活に必要なサービスを提供する

「家事援助」サービスが基本になっています。

こちらは身体介護とは異なり
利用者さまの身体には直接接触しない援助となります。

2003年4月の改正以前は

身体介護」、「家事援助」に加えて
その折衷型として「複合型介護」「複合家事」「身体家事」と
分類されていましたが、

その区分に明確な定義はありませんでした。

2003年4月からはそれらを統合して
生活援助」として分類されています。

 

ホームヘルパー、どうして必要なの?

ホームヘルパー」とは、もともと「老人家庭奉仕員」と呼ばれ、
昭和30年代から法制化されていました。

昭和57年度の法改正まではあくまで救貧対策としての事業でした。

ホームヘルパー」という言葉が法的に用いられるようになったのは
さらに遅れて平成2年度からのことでした。

つまり、非常に新しい言葉であるわけです。

年配の方、または利用者さまのなかに、
ホームヘルパーに対して抵抗感を感じているケースが多いと思いますが、

それはヘルパーが救貧制度の中で生まれた制度であり、
お上の世話にはなりたくない、という印象が強いためでもあります。

以前の日本では「家庭介護」が当然とされてきました。

社会的責任として高齢者のケアを行うという考えが浸透したのは
それほど昔の話ではありません。

「施設介護」を中心に進められてきた高齢者介護ですが、
施設よりも低コストで、地域社会での生活を目指す「在宅介護」が
重要視されるようになりました。

ホームヘルプサービスは、デイサービス、ショートステイとともに、
在宅福祉三本柱として脚光を浴びるようになりました。

2000年の介護保険スタートにより、広く一般にも知られるようになり、
現在に至ります。

お手伝いさんとどう違うの?

ちょっと難しい話で、

あまり理解していない方もいると思いますが、これは違います。

ホームヘルパーが提供するサービスは

「自立支援」を目的としており、あくまで公的な介護保険制度のもとで提供されるサービスです。

サービスにかかる費用は介護保険の中からまかなわれています(自費負担分を除く)。

お手伝いさんは、個人と個人(もしくは企業)の間に成り立つ契約サービスであり、
公的サービスとは異なります。

お手伝いさんは、主人の申しつけの通りにその要求を叶えるわけで、
そこには明確な違いがあります。

ヘルパーには地域に高齢者に対して自立に向けた援助を提供するという
社会的な責任を持っています。

公的資格もあり、プロフェッショナルとして業務にあたります。

相手がお客さまだからといって、
何でもその要求を受け入れることが仕事ではなく、

それが「自立支援」を目的としているかに基づいて、
援助計画が作成され、サービスが提供されています。

そこを理解していただくのも大変なわけですが・・・。

平成14年 掲載

資格としてのホームヘルパーは養成を終了

これまで、民間資格としてホームヘルパー1級・ホームヘルパー2級・ホームヘルパー3級という資格がありました。これが介護の専門職としてのスタートアップ資格となっていましたが、これらの資格体系の見直しが行われました。

身体介護のサービスを提供できるホームヘルパー2級資格は、現在は介護職員初任者研修に切り替わり、人材養成を行っています。

資格として「ホームヘルパー」という名称が使用されることはなくなりましたが、役割として訪問介護員は今まで通りホームヘルパーと呼ばれています。

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