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ホームヘルパーになるには(資格の取得と就職について)

公開日: : 最終更新日:2019/07/05 コラム

ホームヘルパーになるには

ホームヘルパーになるには

これからホームヘルパーを目指したいという人のために、
ホームヘルパーになるための方法を紹介しておきます。


ホームヘルパーへの道程

ホームヘルパーとして働くためには、介護職員として働くための資格が必要になります

ということで、まずは資格を取らなければいけません。

介護職員として働くための資格について説明いたします。

ホームヘルパーの資格って?

ホームヘルパーの資格には1級から3級までの3種類があります

ホームヘルパー1級から3級までの養成講座の修了が介護職員として働くための要件としてありましたが、
平成25年4月の改正により、ホームヘルパー1級・2級養成講座が廃止となり、
既に廃止されているホームヘルパー3級とともに、ホームヘルパー養成研修は制度上消滅しています。

現在は、ホームヘルパー2級養成研修に代わり、介護職員初任者研修が開催されております。

介護職員初任者研修介護職として勤務するための基礎的な資格。
合計130時間の研修を受けることが必要です。
修了するためには、評価テストをクリアすることが必要になります。
介護福祉士介護実務を行う専門職としての国家資格が介護福祉士です。
3年以上の実務経験が国家試験を受験する条件となり、
筆記・実技の国家試験で合格基準点以上の点数を獲得すれば介護福祉士となります。
また、2年以上の介護福祉士養成施設で卒業することで、介護福祉士となることもできます。
平成27年度以降は制度が改正され、
実務経験3年以上の上、実務者研修の受講も受験条件となります。
また、養成校で資格を取得する場合も、国家試験の合格が必要となります。

 

その他の資格看護婦や准看護婦などの
資格保持者がヘルパーとして勤務するときは介護職員初任者研修修了者に準ずるものとされる規定があります。

介護職員初任者研修を受講するには?

介護職員初任者研修は自治体からの指定を受けた研修指定業者が開講します。

通信や通学、短期集中や夜間コースなど、ご都合に合わせての受講をすることもできます。

基本的には通信講座とスクーリングを組み合わせたものが受講料も安く、人気です。

研修終了まで、最短でも一ヵ月くらいかかるコースが多いです。

受講費用は5万円台から10万円を超えるものまで様々です。

初任者研修ってなにするの?

講義と実技講習、それと実習があります。

通信の場合は、自宅でのテキスト学習を基本として、
スクーリングでの実技指導と施設などでの実習を行います。

実技ではベッドメイキングから、
体位交換など移動介助、オムツ交換、更衣介助、食事介助など
介護技術の全般を学習できます。

ただ、短時間の学習のため、
実践するのに十分な知識技能を得ることは期待できません。

それに、あくまでこれが基本であって、
現場ではお客様の状態に合わせて方法を変えていく必要があります。

いかに資格を取ってから学習していけるかが大切です。

就職するには?

ホームヘルパーは基本的に人手不足です。

特に都心部では深刻です。

そのため、求人広告を見れば、

ヘルパー募集の広告が軒を連ねています。

他にも、求人雑誌やハローワークでも募集しています。

自転車での行動圏にある事務所を探すのがいいと思います。

ある程度地理的な感覚があり、通うのが苦痛でない距離が理想でしょうか。

あまり近所過ぎても、やりにくい面があるので。

ホームヘルパーの労働環境

時給その他は事務所によってまちまちです。

どうしてこんなに時給に差ができるのか、疑問に思う方も多いと思います。

時給だけをチェックするのではなく、待遇の面も注意したほうがいいと思います。

ケアをしている時間だけ自給として換算されるのか、

それとも移動している時間も勤務時間として換算されるのか。

その他、移動にかかる交通費などで、収入は大きく異なります。

民間企業だけでなく、社会福祉協議会やNPO団体などでも

募集を行っています。

いろいろチェックしてみてください。

長く続けるつもりであれば、働きやすい環境を選んでください

ヘルパーの適正は?

どんな人がヘルパーに向いているのでしょうか?

制度上、どんなひとでもヘルパーになれます。

介護職員初任者研修には受講資格も設けられていません。

簡単な筆記試験が修了のために必要となりましたが、追試なども受けることができ、
資格試験のように厳密なものではありません。

ヘルパーの求人広告にも、「誰にでもできる仕事」と書いてあるのをよく見かけます。

誰にでもできる仕事なんて、本当にあるのでしょうか・・・。

そういった背景もあり、

自分の生活や家事の延長上にヘルパーという仕事を考えている人も多いです。

ただ、これは仕事であって、ボランティアではありません。

地域社会の中でお客さんの生活を支えていく義務があります。

仕事である以上、しっかり責任を持って、
プロフェッショナルとして業務に当たって欲しいと思います。

最も求められる適正は、「話を聞ける人」でしょうか。

いかにお客さんの声に耳を傾けていくことができるか、

いかにお客さんの求めていることに敏感であれるか。

ヘルパーは最もお客さんと日常的に接する可能性が高いわけですから、

その変化や要求に敏感であって欲しいと思います。

こちらはあまり役に立たないかもしれませんが、

介護職適正診断テスト

平成14年掲載
平成25年4月15日訂正

ホームヘルパー資格は廃止される?

※追記 平成17年12月

現在、ホームヘルパー資格の見直しが行われており、
将来的には「ホームヘルパー資格」を廃止する方向性が定められました。

介護職員の基礎資格を国家資格である介護福祉士に統一するというものです。

詳細はこちらをご覧ください

介護の資格、介護福祉士に統一

※追記 平成24年1月31日

現在、ホームヘルパー3級資格では介護報酬が支払われなくなりましたので、
業務として使うことができるのは2級以上となります。

ホームヘルパー養成課程は介護職員初任者研修に移行します。

平成25年3月末で、ホームヘルパー2級養成課程は終了し、
今後は介護職員初任者研修課程がその役割を果たすようになります。

カリキュラムの変更や、習熟度を確認するための評価・テストの実施など、
これまでのホームヘルパー2級課程よりも、ハードルを上げたカリキュラムとなっています。

詳しくは、介護職員初任者研修について別サイトでまとめていますので、ご確認ください。

介護職員初任者研修ナビ

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